こんにちは、管理人のRです。

この記事では、
「パートナーさまから『グロス○○円で~』と言われたけど、グロスってなに、、?」
「グロスとかネットって、どういう使い方をしたらよいの、、?」
という方に向けて書いています。

この記事が、少しでも参考になればうれしいです。

〇グロス、ネットとは?

いきなり結論ですが、WEBマーケティング業界におけるグロスやネットという言葉は、下記のように扱われています。

・グロス・・・手数料を含めた金額

・ネット・・・手数料を除いた金額

WEBマーケティング業界では、ASPや広告代理店など、様々な仲介業者が存在します。そういった仲介業者は、それぞれの会社間で様々な広告施策がスムーズに進行できるよう間に入り、その稼働を手数料として利益を得ています。

そこで、企業側は「この広告施策は100万円です」と約束していたはずのものが実はネット金額の話で、蓋をあけてみると請求額が120万円だった、なんてことになったら大変ですよね。

そんな時、企業側が「この広告施策はグロスで100万円ですか?」と代理店へ確認を取っておけば、先ほどのような間違いはなくなります。

もちろん「手数料込みで100万円ですか?」という質問でもなんら違和感はないので、ご自身が使用する言葉はどちらでも構いません。言われたときに「手数料込み(or抜き)か、、」と理解できればOKでしょう。

〇グロスとネットの使い方

「じゃあ実際、どう使い分けたらいいの?」と気になった方、こちらは明確な基準はなく、どのように使っても構いません。

しいて言えば、下記3つかなと思います。

1. 相手の次の行動を意識する

仮に「このメディアさんへ、金額を少し下げるように調整してください」とASPなどにお願いした場合、ASPのご担当者の次のアクションはメディアさんへの交渉になりますよね。

メディアさんにとっては、グロス金額や手数料は関係なく、ネット金額さえ知ることができればいいわけです。そのため、ASPご担当者が交渉条件を「コピペ」してメディアへお送りできるよう、あらかじめネット金額にしてあげることがちょっとした気遣いだったりします。

2. 主語になりやすい方の基準に合わせる

とある提案施策についての話があったとして、おもに広告主と広告代理店側の調整で済むような話であれば、グロス金額で固定して話をしてしまってよいでしょう。

そうすることで、お互い面倒な計算を省くことができます。

3. コロコロ切り替えない

前回はネットでお伝えしたから、今回はグロスで返事をして、、というのも別に問題自体はないです。

ただこれは、毎回電卓で計算をしなおして前回の話とどう変化したか、みたいな確認の手間が増えるので、無意味な変換でしょう。

少なくとも「この話題の時はどちらかを使い続けよう」といった形で、統一すればOKでしょう。

〇おわりに

いかがでしたか?

グロスやネットといったビジネス用語は、実際に出くわしてみて初めて知る言葉だと思います。WEBマーケティング業界でも時々出てくる言葉なので、もしこの記事で初めて知ったという方は、ぜひ覚えておいてくださいね。

それでは、最後までご覧頂きありがとうございました~!