こんにちは、管理人のRです。
この記事では、
「CTRを改善したい!」
「CTRをあげるためには何をしたらよいの?」
という方に向けて書いています。
初心者の方でも理解しやすいよう、できるだけわかりやすく書いてみましたので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
〇CTRとは
CTRとは、Click Through Rateの略で「広告が表示された人たちの中で、どれだけの人がクリックしたかを示す割合」のことです。
詳しくは下記記事でご紹介していますので、詳しく知りたい方は先にこちらをご覧ください。
https://dotsmarketing.net/2021/10/04/ctr_toha/
〇バナーのCTRをあげるコツ
それでは早速、バナー広告のCTRをあげるコツをご紹介していきます。
①トンマナや背景画像、コピーを変える
バナーの改修で、基本的かつ一番インパクトのある変更です。
私が新しくバナーを作成するときは、「canva」という無料デザインツールなどを利用しています。
https://www.canva.com/
いずれこのツールの記事も書こうと思っていますが、Power Pointのように直感的に操作ができます。また、一部テンプレートもあるので、デザイン知識のない方でもある程度様になったクリエイティブを作成することができます。
アカウント登録も難しくないので、ぜひチェックしてみてください。
②CTAの色や表現を変えてみる
CTAというのはCall To Actionの略称で、簡単に言えば「詳しくはこちら」「無料でお試ししてみる」など、消費者がバナーをクリックする前の最後に読む場所(ボタン)のことです。
CTAを改善することで、クリックの抵抗感をなくすことができます。また、CTAの色も心理的にクリックに影響していて、一般的には緑や赤がCTAをあげる色だと言われており、私も経験上そのように感じています。
③カルーセルや動画を使う
広告媒体によっては、バナーは静止画だけでなく、カルーセルや動画を配信することもできます。
以前、私がLINE広告を運用していた際、静止画バナーの平均CTRが0.5%だったのに対し、動画バナーの平均CTRは4.0%以上、高いものだと10.0%を超えているものもありました。ほかにもInstagram広告にて、普段は静止画で1.0~3.0%を推移していたところ、アンケート形式の動画バナーを配信したところ、こちらもCTRが約10.0%まで上がっていました。
静止画に比べ、作成に少々手間がかかりますが、広告媒体によっては非常に有効な改修ですので、ぜひ試してみてください。
④UGCを利用する
UGCの広告活用は、いま非常にオススメな方法です。UGCとはUser Generated Contentの略称で、「ユーザー(一般の方)が作ったコンテンツ」のことです。
先日、Facebook社のご担当者と話をしていたところ、いまアメリカではUGCを活用した広告が非常に成果よく出ており、日本でもその傾向が出始めている、とおっしゃっていました。
「広告に使える一般の方の投稿なんて、持ってないよ…」という方は、あえて”飾らない”商品写真を自分で撮影し、広告化して配信するでもよいと思います。
新しいクリエイティブ案を思いつかなかった際は、ぜひ試してみてください。
〇CTRアップを狙うときの注意点
最後に、CTRをあげようとするときの注意点をお伝えします。
1. 過度な表現や訴求はNG!
「半額セール、今だけ!」「この広告を閉じたら、もう二度と表示されません!」といったような、過度にクリックや購買を煽るような表現は避けましょう。
消費者立場で私もこのような訴求をしている広告を見かけますが、わりと頻繁に半額で販売していたり、また何度も二度と表示されない広告も出てきます笑。こういった広告は、「あぁ、ウソをつく会社なんだな。きっと商品やサービスも偽物だな」と感じ、マイナスイメージを持つことになります。
また、広告業界も年々規制が厳しくなってきていますので、長期で安定的なビジネスができるよう、過激な表現は避けるようにしましょう。
2. 飛び先はどんなページが表示されるかを意識しよう
バナーのCTRをあげることばかりを考え、そのあとの導線を忘れてはいないでしょうか?
確かにバナーを見てもらい、LPに遷移してもらうことで、件数につながる可能性は高まります。しかし、例えばバナーがシンプルなデザインで訴求していたのに対し、LPは派手なデザインだと、「あれ、よさそうな商品だと思ってクリックしたのになんか違う…」となり、離脱率が高まり、結果的に注文数が減る、という悲しい事態になりかねません。
CTRをあげることはあくまで件数をとるための手段であることを忘れず、消費者目線でその後の購入までの導線を意識するようにしましょう。
3. 定期的にメンテナンスしよう
新しいバナーを作ってテスト配信し、CTRが良いとうれしいですよね。しかし、だからと言ってずっと同じ広告ばかりを配信していると、必ず消費者に飽きられます。
広告予算の規模や進捗にもよりますが、2,3か月経過したら入れ替えるぐらいの感覚で運用するようにしましょう。
〇おわりに
いかがでしたか?
CTRはバナーの成績を示すのに最も役立つ指標ですが、だからといって必ずしもデザインスキルが一流である必要はありません。むしろ、本文でもお伝えした通り、近年では一般の方が投稿するような画像の方が逆に信頼性が上がり、CTRやその先の購入率が高いという傾向も見られています。
会社にお勤めの方は、チーム内でバナーのクリエイティブコンテストを開催してみても面白いかもしれません。クリエイティブも集まりますし、賞品などを用意すればチームメンバーも競い合うので、盛り上がって面白いですよ♪
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました~!